新年度が始まりますね。新入社員を迎える会社も多いかと思います。
既に研修など始めているところもあるでしょう。
毎年、この時期には私の周りでもそうした話がちらほらと聞こえてきます。
新入社員も緊張しているでしょうが、向かえる方も大変ですからね。

今年は桜の開花がゆっくりのようで、
一日が入社式のところは残念ながら天気も微妙で桜に包まれてとはいかないようです。
毎年、この時期には自分が初めて入社したときというか、新人の頃を思い出そうとします。
「思いだそうとする」というのは、私はデザイナーでデザイン事務所に入社したのですが、
ちょっとイレギュラーで、当時専門学校の三年からデザイン会社でアルバイトをしていて
その流れのままの就職だったんです。
やる事も変わらなかったので、単純にバイトから正社員になったという感じでしょうか。
ただ、それも実は正社員ではなく、
その事務所や関わっていた周りのところもたまたま年俸契約制だったので
正社員という色は薄かったのですけどね。
なんとなく所属がその事務所という感じでした。
それでもアルバイトのころから良い意味で厳しく、良く教えて貰え、
そこからだんだんと一人前に育ててもらったので、
今のインターンシップじゃないですが、アルバイトはそんな感じでとても良かったと思っています。
なので希望の職種があるなら、やっぱりできれば一年程はその職を体験した方が良いと思います。
若い方へのアドバイスとしては、インターンも良いですが、
できれば向かえられるという状態ではなく、
純粋なバイトとして目指す仕事を体験しておくのをお勧めします。
その仕事そのものにバイトがないなら、その周辺で出来るだけ
その職業の素が見える状態で関われればそれがお勧めです。
知っている人事の人とお話ししていても、それなりのところなら、
学歴は前提で、その上実際の経験というか意欲を見ていますし、
中堅や中小なら尚のこと学歴以上に実際に何を学び、
何が出来るか、しようとしているかという気持ちをみています。
と言うのは、私はデザイナーだったので、面接や試験では作品を見せるのが基本でしたが、
今はいろいろな技術の発達と発表や体験の機会も増えたので、
やりたい事は個人でも出来る環境にあります。
なので、デザイナーや作品を作るような職業でない普通(?)の職業でも、
そこに至るまでに何もしていないというのは気持ちがあまりないのでは?
と思われてしまうのです。
そう言うと最初から使える人間を求めるなら中途採用を取ればと言われそうですが、
求められているのは完成度ではありません。
思いを持ってやっているか、それがやりたくて来ているか? ということです。
職業的技術はそれが職業であり、好きでやる気があれば大抵はだんだんとついてくるものです。
でも気持ちがなければ進歩はありません。
その時点ではどんなに下手で出来てなくても、好きでやろうとしているのが大切なのです。
ゲームが好きなら絵を描いたり、プログラムを組んだり、作ってみたり、
漫画、小説は言うに及ばず、映画、広告(CM)なら制作して
YouTubeででも上げてみるといいでしょうし、
大工や建築ならアルバイトや模型づくりもあるはず、CADの作品も作れるでしょう。
簿記や事務は?と言えば、作品ではなくとも、それこそアルバイト的な仕事で体験したり、
クラブやサークルなどの経理、予算の考え方も経験ですし、
趣味的にいろいろな会社の財務的な部分を研究してみるのも面白いかもしれません。
工場などは整理整頓効率化に機械そのもののアイデアもあるかもしれません。
コンサルなら、イベントや地域へのボランティアでの貢献もあるでしょう。
意外と今は何でも実践の場があるものです。
もちろん、それがそのまま就職したところで役に立つわけではありませんが、
自身の経験としては必ず自分の中に残りますし、そうしたものを今の会社や人は見ています。

なので入る方には会社に入るのには違いありませんが、
そこから自分は何に、何のプロフェッショナルになるのかを
これからの仕事の中で考えていて欲しいですし、
向かえる会社には、どんなプロフェッショナルの社員が必要で育てていきたいかを
大きなスパンで考えておいて欲しいと思います。
そうすれば、お互いにまずは何をするべきかが決まってくるはずです。

そうは言ってもなかなかご自分では、自分たちではよく分からない。
どう向かえれば、どう研修すれば初めての仕事、会社でどうすれば・・・とお思いでしたら、
気軽にご相談ください。
話している内にあなたにもきっと見えてくるものがあります。