ここしばらくの話題はやはり新入社員や、その育て方、
研修方法についてなどが多いのですが、
話していて自分でも面白かったのが芸能界も同じなのかもと思った事です。

最近のニュースで理想の上司として
ウッチャンナンチャンの内村さんの名前が挙がっていました。
たまたま時間が合うのか私も好きで番組も良く見ています。
内村さんの番組は、劇や映画が好きだったということからコントや芝居の感じのものが多く、
そのために人と一緒に、人を使ってというのが多く見受けられます。
また、イッテQというのもいろいろな芸人さんがやっている事をMCとして回していく感じで、
これもまとめ役的な要素が強いと思います。
そのどれもが私がテレビで見る限り、和気藹々として、
しかも若手を含めた皆が楽しそうにしているのが印象的でした。
いろいろな記事を読んでいると、自分や仕事に厳しい面は当然ありながら、
あまり若手や後輩を責めることはないようです。
ああした仕事でこだわりがあるのにそんな姿勢でやっていけるのかと驚きますが、
想像すると、まず自分がなにより仕事に真摯に向かい真剣にやる姿を見せている事、
失敗を責めたり怒ったりするのでなく、
あくまでもうまくいくようにアドバイスと失敗した原因に対する注意をする事で、
自分もまた一緒に成功させようとしている同じ立場であり、一緒のチームである、
横に居ると感じさせるところが大きいのだと思います。
そう、この同じ立場というのがポイントで、
役職や地位に関係なく、大きく言えば同じ会社で働くというのは、
同じ利益を追求しているチームということになります。
そこで役職や地位は、チームでの役割が異なるだけなのだと思えば、
新人や部下に対する気持ちや接し方も大きく変わるのではないでしょうか。
この考えは年上の部下や年下の部下との関係でも大いに役立つと思います。
それぞれがそれぞれの役割を担っている、
そしてチームとして最大のパフォーマンスを産む事を考えると、
自ずとそれぞれがどう動き、どんな風に動いて欲しいのかが見えてくる筈です。
新人に向き合う前に、もう一度それを考えてみてください。
自分自身の仕事に対する考えも変わり、ストレスも減るかもしれませんよ。