梅雨入りしましたが、今のところ雨は少なく梅雨をあまり感じません。
この数年感じている事ですが、昔に比べて梅雨の湿気が少なくなっている気がします。
朝晩の気温差や木陰の涼しさ、雨の時の肌寒さを考えると随分と気候が変わってきた気がします。
それを考えると季節に売れるモノやビジネスも
今の気候をから考え直し、修正が必要かもしれませんね。

 さて先日、子どもの学校でネットやSNSの使用やいじめについての話しがあったようですが、
ネットのコミュニケーションの問題は大人も同じです。
会社やビジネスでもいろいろな問題が聞こえてきます。
それらは個々には別の問題ですが全体に私が感じるのは、
自分の思いこみと想像力の無さが問題を拗らせているということです。

 メールやSNSは便利で効率的なツールですが、
実は気を使い察する事が当たり前の日本人にはあまり向いていないのかもしれないと考えています。
もっと仕事を仕事として割り切り、人との関係も察するのではなく
はっきりと声に出してコミュニケーションをとる文化であれば、
日常の言葉やニュアンスとメールやSNSの文章に差はでないでしょうし、
受け取る側も文面をそのままにそれ以上をくみ取ろうとはしません。
ですが、察する文化の日本人の普段のコミュニケーションでは、
とても些細なニュアンスや情報が声のトーンや表情、
雰囲気に仕草など多くの部分に微妙に現れていて、
それを互いに読みとって成り立たせていますので、
それがネットでのやりとり、まして仕事絡みとなると効率重視になる為に、
ある意味察する材料が無く、受け取る側は自分の中だけの情報から何かを察しようと
無意識に受け取り手視点(感情)だけの想像を膨らませてしまいます。
つまり本当の相手を思うのではなく、自分の中の相手像を膨らませてしまうのです。
これは関係がうまくいっている時は良いのですが、ひとたび歪みが生じると、
ただの挨拶にすら、それまでと同じでも素っ気ないと勝手に想像してしまったり、
言葉尻が気になったりと悪く考えてしまいます。
また、そうならないように出来るだけ情報を与えようとした文章も、
押しつけがましく受け取ってしまったりと大きく誤解を生じさせがちです。
これを解消しようとして、お互いがその気遣いを全て網羅するようなことでは、
せっかくのlineやTwitter、messengerなどの利点が無くなってしまいます。
それを解消するには、もっとツールをうまく使い分けしないといけませんし、
何より「自分の想像する相手」を基準にするのではなく、
本当の相手と、その関係、相手の状況を想像し、
本当の意味で相手の立場になって考える事がとても大切です。
なので、実は現代の便利なツールほど繊細な想像力が必要とされるのです。

 そこで私はもう一度電話の使い方を見直す事をお勧めします。
最近は電話テロと言われ、一部ビジネスの場では嫌がられていますが、
実は私は電話がそれほどひどいツールだとは思っていません。
特に携帯電話が生まれ、スマートフォンが一般的になってきた今、
それこそ電話こそ日本人らしいツールだと思うようになりました。
昔の電話なら確かにテロだったでしょうが、今は携帯、スマフォの時代。
殆どの電話は携帯にかかってきます。
テロだと言うならマナーモードや留守番電話の対応にして出なければいいんです。
後で折り返せば良いですし、用件によってはそれこそ相手がメールしてきているかもしれません。
それに出られるときに出ると今度はメールとは違って
声やその雰囲気から前述していた某かの情報を感じる事ができます。
もちろんレスポンスもダイレクトですから相手にとっても同じ情報量が与えられます。
「言った」「言わない」控えが残らないなどの問題はありますが、
それこそ、その部分をメールやSNSで補えば良いのです。
二度手間と思われるかもしれませんが、逆に大切なことならそうした手間も必要ですし、
後で事故にならない為に必要な行程だと思います。

 もともとメールやネットの連絡手段は
お互いが自分のペースで連絡し連絡を受けられるのが魅力だった筈です。
でもどうでしょう? 
気づいてみれば、メールなのに返信を急ぎ、lineでは既読なのにと苛立つ。
これでは何のためのメールやSNSの便利さかわかりません。
せっかくのツールです、絶対どっちかでないといけないということはないですし、
両方を合わせ、うまく使いこなすのが一番なのではと思います。

そう、メールやSNSは「早く」が一番ではなく
「自分のペースで出来る」が一番のメリットだった筈です。
自分だけの想像で自分自身を苛立たせるほど無駄なストレスはありませんから。

 そんなコミュニケーションに悩まれた時にも、気軽にご相談ください。
あなたの会社、仕事、チームにあう方法を一緒に考えます。