世の中の動きは激しいですね。急に寒くなったと思ったら、
その寒さに連動するように衆議院は解散、そして選挙へと向かっています。
突然の解散に野党の崩壊、新党の発足と混沌と入り乱れる様は
商売のキャンペーン合戦のような様相で、
選挙なのかハロウィン前の一大イベントなのかよく分からない状態になっています。
投票に向けてはこれから落ち着いて政策が見えてきてからが問題ですね。

 さて前述したように、今や冬の一大イベントのハロウィンを前に
ビジネスも年末商戦に突入です。
各社、各店、いろいろな仕掛けとキャンペーン、イベントで人を呼び、販売する事に必死です。
こうした行事事、イベントはまさに「イベント」で、
ただの「割引セール」では無いことを考えなければいけません。
ご相談の中でも、よくどれくらい安くすればお客様が来てくれるか?
どれだけお得なら買ってくれるか? と話す方がいますが、
その値段だけに寄って考えるならそれこそ出来るだけ安くということにしかなりません。
でも、ハロウィンやクリスマスはただのセールのチャンスではなく、イベントのチャンスなんです。
しかも、世の中もそのイベントではお金を使っても良いという雰囲気です。
こんな時にただのセールで安く売るだけなんて、なんてもったいないのでしょう。
こういう時こそ高価な物、少し良い物を販売するチャンスです。
そうした値段のお得な割引セールは年末年始に開催すればいいんです。
イベントでは、ただ安いよりも「楽しい」「うれしい」が肝心なんです。
価格はそのままで、場や買い物自体、お店で楽しませる事、
ここに来ると楽しいがあれば、それが付加価値となって物を買っただけなのに、
その値段に付随するお店や人のサービスの価値を無意識に感じ、
満足度が高くなりリピートが期待できるようになります。
ハロウィンが楽しかったからクリスマスにも行こう、
クリスマスが良かったから年始の初売りにも・・・といった感じです。
ここで肝心なのは、イベント続きでセールを続け、安くこの時に買って貰おうではなく、
ここのイベントは楽しい、次も来よう、また次も遊びに来ようと思ってもらうこと、
お得感が100とするなら、価格だけで100感じさせるのではなく、
価格のお得感を50、サービスや楽しさでのお得感を50に出来れば、
価格だけではないお客様を呼び込む事ができます。
では、どうやって? それはビジネスや人、会社によりいろいろです。
そこが一番肝心で難しいところなんです。
そしてそれを考え、工夫するのがビジネスなんです。
安易に安くするのではなく一工夫を楽しく考えてみませんか?
よければ気軽にお声をおかけください。