11月も半ばを過ぎて後半へと突入。クリスマスまで約一ヶ月となりました。
ニュースではボーナスの話題も聞こえてきます。
一応、データとしては全体的に少しUPという事ですが、
景気、将来への不安感から貯蓄率もあがっているようです。
確かにボーナスのニュースは聞こえてきても、関わる周りからは、
ボーナス需要で売り上げが上がっているというような話しは聞こえてきません。
それどころかボーナスセール、クリスマスセール的なものも不発に終わりそうで
悩んでいる声だけが聞こえてきます。
かろうじて売れているのは低価格商品とセール、
まさに出血大セールの価格になっているところくらいでしょうか。

私もセール企画やアイデアのご相談を受けたり、自分の別仕事で直接小売りに携わっていますが、
正直、簡単に打開策は見いだせません。
ただ、ご相談を受けるクライアントさんの多くがまだ出来る、
もしくは、やるべき事があるので、そうした部分を改善するようにアドバイスしております。
とは言え、それはやって当たり前、それをする事でスタートに並ぶくらいの事がほとんどです。
この当たり前を「続ける」というのが、意外と大変なんです。
それでも、まずはそれが基本になります。
その上で、コンサルタントとしては、それ以上の売り上げ、
利益を拡大するアドバイスを求められるのですが、正直、なかなか難しいと言わざるえません。
お客様の中には、コンサルタントが魔法のような、すごい企画やアイデアを
出してくれるかのように「あるんでしょ、教えてください。」
という勢いで仰る方も少なくありませんが、はっきり言っておきます、そんな魔法は使えません。
それを言えるなら、よく言われるように自分でしているでしょう。
なので、そんな事をいうコンサルタントは、私的には信用できない気がします。
もし、宣言するなら、分かっている上で、
クライアントに決断の不安感を与えないための言葉としてですね。
じゃあ、何も出来ないのかと言えば、そうではなく、
それでも世の中の動きや、自身の知識、経験からできる限りのアドバイスをさせていただきます。

今は本当に難しい時代で、景気は決して良いとも言えませんし、
デフレ傾向も解消したとは言えません。
それに少子高齢化の上に、若者は草食化、更には将来の不安から
お金が動くことも少なくなっています。
しかもネットの発達で、今や家に居て全てが買え、
楽しみもゲームや部屋の中で終わるモノが増えています。
全てがバーチャル化し、ある意味、美術館やイラスト、旅行、風景まで
家に居ながらにして楽しめるのです。
つまり、家から出ない、出たがらない、出る必要がないと言うことです。
そうした人に、どうやって来てもらうかリアルで買ってもらうか、
「バーチャルからリアルへ」「リアルからバーチャルへ」リアルとバーチャルの融合。
それが今のあらゆるマーケットの根本的な課題だと思います。
その一つのヒントは「旅」にあります。
しばらく前まで海外からの観光客のインバウンドが話題になっていましたが、
それが過ぎ、今はそうした旅行も、買い物から体験へと移っていると言われておりますが、
まさにそうした「体験」を結びつけ、絡める事が必要ですし、
逆にネットでも、ただ買うと言う行為以上の「何か」を感じさせる。
それが「売れない」から一歩進む為に必要な事です。

さあ、これからの年末商戦、そして新年に向けての新春企画、
これから打てる手は、まだあるはずです。
もう一度、ちょっと工夫を考えてみませんか? きっと変わる事がありますよ。
そのヒントをお求めなら、気軽に一声おかけください。
できる限り知恵を絞らせてもらいます。