いよいよ師走、12月が目前となりました。
年の終わりに向けた仕事が多くなってきますね。
私は仕事としては12月は三週間しかないものと思っています。
週末は三回。
そう意識しないと、気づけば25日のクリスマスで
実はその後の一週間は実質無いというのに、
いろいろと出来ていない事の多さに呆然としてしまいます。
今年こそはそれを避けたい・・・と毎年この時期に思います。

そんな慌ただしい12月への突入前ですが、
その直前にゴーンショックが経済界を襲いました。
流石に大変な騒ぎですね。
既に二週間くらい経つでしょうか、その嵐は収まる気配が見えません。
というか実際、二週間ではまだ何も真実は分かりませんね。
報道が本当なら基本的には金融商品取引法違反
(有価証券報告書の虚偽記載)
 となるようですが、
いろいろと微妙な部分もあるようです。

そんな中で更なる情報として、
会社のお金の私的流用もニュースになって出てきました。
それが横領になるのかどうかも今は分かりませんが、
金額が億単位に上るようなので驚かされます。
これが本当なら、現実的に金融商品取引法違反よりも罪深いと私は思います。
横領というと、いけない事と言いつつも
どこか当たり前にあるように、しょうがないというように捉えがちですが、
よく考えてみてください。
そのお金は会社のお金であり、会社のお金というのは従業員全員のお金です。
それを「くすねた」のですから、こんな酷い裏切りはありません。
そのお金で何が出来たか・・・
昔、そんなタイトルの本を村上龍さんが書いていましたが、
まさにその言葉通り、
会社にとって「そのお金で何が出来たか」と言うことになるのですから。

もともと利益の分配とCEO、役員、社長の報酬のバランスは難し事案です。
世界に比べると日本はそうした方の報酬は低いと言われていますが、
それでも度々問題になります。
ましてグローバル化で年々高額になって来ている今はなおの事です。
それでも、私はそれ自体には反対ではありません。
やはり役員やCEO、社長なら
それなりにもらえるという夢があった方が良いじゃないですか。
だからこそ、目指し、夢を持てるのですから。
但し、それには人事考課の策定と共に慎重な検討が必要です。

ですが、私には一つ、一番簡単な判断基準のご提案があります。
それは「全てを全社員に公開できるか?」と言うことです。
つまり、透明性です。
その上で不平不満を受け止め、それに対ししっかりと受け答えができ、
会社として納得させられるなら、それは無茶な報酬ではないと言えます。
社員が納得するというのは、
自分たちも正当に評価されているからこその筈ですから。
そしてもっと言えば、そうした全てを公開出来るなら、
決して今回の日産のような事は起こらないと言えるでしょう。

どうですか?
あなたの所はそれが出来ますか?
出来ないなら・・・なぜ出来ないのか・・・考えて見て下さい。
発展はその向こうにあるかもしれませんよ。