このところ、またバイトテロ、バカッターと言われるニュースが続いています。
大抵若者でネットネイティブと言われるような世代が、
ネットの世界に慣れている彼らが、なぜそれを自ら流してしまうのか?
おじさん世代にはとても理解できない事かもしれませんが、
それを理解し、彼らに指導出来なければバカッターはなくなりません。
株価に影響を与えるほど、それ一つで驚くほど大きな影響を持つ行為は、
今回の幾つかのニュースでも分かるように
ただ彼ら当事者を処分すれば済むような事ではなく、
企業にとっても大きなリスクとなっています。

では、どうすれば防げるのかと言うことですが、
Twitterで私も少し呟きましたが、
既に多くの意見がネットでも研鑽できますし、重なる部分もありますが、
改めて、私もここで書いておきたいと思います。

まず、私が考える根本的な原因はTwitterでも書いたように、
ネットリテラシーに限らず、
若者の社会常識があまりにも低く無知になっていることです。

これは私もそうですが、どの世代も若者であった時に言われてきていた事だと思います。
ただ、今のグローバルでネットで拡散される世界では「その場」の事で済まない場合が多いのです。
それは今回のように自分で広めたモノでなくとも、
不適切な行為はお客様や誰かが見ていれば映像でなくとも
口コミで拡散されてしまうと言うことです。
そうした意味で、私たちの世代よりも今の若者はもっとシビアに大人としての
常識やマナー、そして振る舞いを身に着ける事が求められます。
これはバイトなどの教育はもちろん、彼ら自身が自覚を持って出来なければ、
自分自身を破滅させかねない事でもあります。

そこでネットリテラシーはどうなのだ、彼らの方が分かっているだろう?と言われそうですが、
彼らネットネイティブはそれが当たり前の世界の中で生活し、成長してきていますが、
それは全てプライベート、自分自身の友人や仲間での関係にほぼ限られますし、
大半は自分自身の責任の及ぶ範囲での行為にしかなりません。
ですが、バイトや仕事で社会に関わり、外へ発信すると
それは実は個人では無く会社やブランド、お店としての発信となります。
バイトや仕事で社会の中で生きるというのは、
社会と個人が繋がり関わっていくということです。
関われば関わった所にも影響が出るということを彼らは理解していません。

電話を考えて見て下さい。
私たち(私は50歳ですが)の世代は新入社員、社会人一年目などでは、
名刺の受け渡し方、電話のマナーなどを教えられたり、
先輩を見て受け答えを学ばなかったでしょうか?
電話での受け答えは、それまでの家で友達や知り合いとのやりとりとは
全く異なった筈です。
それは教えるのが当たり前、教わらないと分からない
といった常識があったのではありませんか?
もちろん中にはそれまでに自身で身に着けている人ももちろんいましたが。
そう考えると理解しやすくないでしょうか。
ネットも同じです。
家で、個人でこれまで使っていても会社、社会では
異なる礼儀や使い方があります。
それをしっかりと彼らに指導しなければ、バカッターは決して無くなることはないでしょう。
そしてそれを指導しても、全員が絶対にそれをしないとは言い切れません。
ある意見では、こうした若者の馬鹿な行為は昔から合ったのですから。

それで私からのさらなる提案は、コストの問題はあるでしょうが、
ブラックバイトをなくす意味でも、
まずバイトだけで店や仕事をさせるのは辞めなさいということです。
酷い言い方かもしれませんが、バイトはバイトです。
しっかりしてくれれば評価はしますが、十分以上の賃金を払うわけではなく、
過大な期待をするのは経営判断として、まず間違っていますし、
バイトにそうした責任までを期待しすぎるのは無理というものです。
社員なら絶対にないのか?と言われれば、その保証はできませんが、
社員教育の方が、まだ出来ているというなら、
必ずバイトだけに任せず、責任者として
最後まで社員が一人は居て指導するべきと私は考えます。
社員であれば、生活と共に会社を背負っている。
会社の一員で有り、そう見られているというのを意識しているからです。
そうすれば、彼らの若さ故の無知や誤りをその場で注意し、拡散する前に指導ができます。
私たちもそうして教えられたのではなかったでしょうか?

バカッターはやってしまった彼らも、された会社も、
もっと言えば、それを見たお客様も不幸になるだけです。
こうした社会としての経験をそれぞれの会社の改善に生かさないと
こんな報われない事はないのですから。

どうぞ、リスクマネージメントとトータルコストを考え、
これからに備えることをお勧め致します。