コンビニの本部とオーナー間の24時間営業の問題がニュースになっていました。
この数年言われている事ですが、利益率や客数、客単価を考えると
今や地域によっては24時間、深夜営業は赤字にしかならないところも少なくないと思います。 
それなのにインフラやフランチャイズ契約を理由に、
話し合う余地もなくオーナーに著しい負担を強いる事は、
今とこれからの社会を考えると、本部としても、フランチャイズのブランドにとっても
決して良い方法ではないと私は考えます。

他の業界、ビジネスでも言える事ですが、
社会は変わって来ていますし、変わっていくものです。
日本は高度経済成長からバブル期を経て、停滞期に入り、
今や失われた20年とまで言われる時代です。
また、人口も右肩上がりだった時代から、少子高齢化に急速に移行し、
社会も地方や村、町の破綻、限界集落と言われる所まで出てきました。
フランチャイズのシステム、コンビニのシステムは右肩上がりの真逆の時代に生まれ、
その中で利益が出るように考えられたものです。
単純には、定価で物を売り、買ってもらう。
その付加価値はコンビニエンス、まさに利便性でした。
ですが、景気の後退と人口の縮小、そして増えすぎたコンビニエンスストア、
更には最低賃金の上昇と、全く逆の社会に放り出されたと言えます。

もちろん、良い時代にはオーナー、起業家にも大いにメリットを与えたと思います。
ですが今一度、現状の社会を見直し、オーナーや店舗、現場だけではなく、
本部こそが新たなコンビニエンスストアの在り方を考えなければ、
お店が疲弊し、それはそのまま本部、
そしてまさに社会インフラとしての役割の疲弊へと繋がります。

確かに今やコンビニは単純な「お店」だけではなくなっております。
銀行であり、補給所であり、駆け込み場所であり、
集配所であり、チケット発行所・・・etc. です。

だからこそ他の業界に先駆けて、
利益配分と経営権のバランスを見直す事が必要だと思います。
オーナーとは何なのか? 本部とは何なのか? ロイヤリティとは・・・と。

さて今回「利益配分と経営権のバランスの見直し」とコンビニを例に書きましたが、
これは私が他のビジネスにも感じている事です。
経営者には苦しい話かもしれませんが、
これからのビジネスでは株主と従業員、
そして経営者の幸せをバランスをとって見ていかなければなりません。
今までもそうだったと言われる方も少なくないと思いますが、
経営者が考えるそれではなく、本当に三者が考え分かち合えるバランスでなくてはなりません。
結局、それが長く続く利益を生み出して、人も育つ環境を作ります。

少し抽象的になりましたが、
それぞれの会社で具体的なお話しをとお思いでしたら、
気軽にお声をおかけ下さい。ご予約はHPからお願いいたします。