コーチングという言葉がもてはやされ、定着してどれほどになるでしょうか。
今や誰もが仕事の中で使っていますが、逆に言葉だけが一人歩きしている気がします。
改めて「コーチング」とは? と考えてみると、
簡単に言えば、ただ教え詰め込むのではなく相手に能動的に考えさせる事で
自分の中にあるものから答えを引き出す力と方法を”教える””気づかせる””導く”、
つまりは考える力をつける方法だと私は理解しています。
 
なのに勘違いで意外と多いのは、コーチングを身につけようと言いながら、
よく話を聞くと実はご自身がコーチングされるのを求めている方です。
もちろん、そうした時にはお話し勘違いを理解していただくと、
ご自身が受けた上で、それを身につけたいと望まれる方も多くいらしゃいます。
それはそれで多くの所でコーチングセミナーや専門の本も売られていますので、
ご自分に合うモノを選び、身につけていただければと思います。
私も、私でよければ私なりのコーチングテクニック? をお話はいたします。
ただ、これも言われていることですが、
コーチングというのは根本を突き詰めればコミュニケーション能力、方法の一つです。
あまり難しく捉えずに、相手をよく見て相手に合った方法、相手が望む、やる気を出す方法は?
と考えれば自ずと教え方も変わるというものです。

そうですね、子供にどうした方法で勉強をさせるか? と考えるのに似ているかもしれません。
そうそう、ここで一つ大切な事があります。
コーチングは前述の通り、本人の中に答えがあったり、考える元があるそれに目を向け、
考える方法を教えるものなので、材料や知識、経験があってこそのものでもあります。
段階ごとに、そうした考える為に求められるベースの知識や経験は必要です。
つまり、いくらコーチングで考える方法を教え、身につけても、
小学生に高校生の問題が解けないのと同じです。
考えるための材料を教えてもらっていないのですから。
なので、もう一つの大きな間違いとして、
コーチングの前には、基本のティーチング”教える”ということが必要です。
相手を見て、話し、段階によってティーチングとコーチングをうまく使い分ける事が必要です。
焦らず、ご自身のコミュニケーション能力を高めて、がんばってください。

こうしたお話しをもっとと思われる方は、是非、HPからご用命ください。