ゴールデンウィークまっただ中ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今年は休み方によっては10連休も可能だそうですから、
ゆっくりと羽を伸ばしている方も多くいらっしゃいそうですし、
逆にサービス業の方は、その分、大いに忙しく働いてらっしゃることでしょう。

通常のお休みでもどこも混雑しがちな日本です。
ゴールデンウィークなら尚の事。
入りきれない所から多くのお客様が流れてきたり、
普段はあまり行かないお店に足を運んだりする事が増えます。
お客様には偶然の出会いであり、お店には新しい出会いです。
宣伝しなくても人が来てくれるチャンスです。
普段と異なり忙しい時で大変ですが、
こうしたチャンスに、いかに第一印象を良く覚えてもらえるかで
その後、そのお客様が続いて来てくださるかが決まります。
そうした可能性のあるお店では、
いろいろとシフトをやりくりし従業員を確保しているかと思いますが、
多くの経営者の方が、仕事が仕事だからこうした時に忙しいのは当たり前、
逆にこうした時に休むなんてと思ってしまったりしています。
ご自身がそうして仕事をされて来たのですから当然と言えば当然ですし、
従業員の方々もその仕事、会社にいるわけですから、
そうした思いもあって当たり前ですが、
でもやはり創業者・経営者と従業員では意識が異なります。
それに、頭では分かっていても人間です。
他の人が大いに楽しんでいる間、自分は普段より忙しく働いていて、
何も思わないはずもないんです。
そのための特別手当や代休は与えていると思うかもしれませんが、
それは当然の権利であって、それ以上ではありません。
経営者の方は、そこをまずしっかりと自分で理解しなければなりません。
その上で、それ以上の待遇をしろと言うのではありません。
そこから先は、まさに気持ちなんです。
お客様に感謝し、それを迎えて働いてくれる従業員にこそ、
経営者は感謝の気持ちを示してください。
忙しいからこそ、こうした時だからこそより労い鼓舞する。
それは声をかけるだけでも違いますし、単純にお茶の一杯かもしれません。
でも、普段より忙しいからこそ、普段より経営者は従業員に目を配る事が必要ですし、
それが、今後の会社の力となります。
また、そうする事で、従業員が忙しいながらも気持ちよく働ければ、
自ずとお客様にもそれは伝わり、今後の集客に繋がります。

世間が休みだからこそ、働いてくれている社員に感謝し目を配る。
経営者の方にはその視点を持っていただきたいと思います。
それは必ず、その後の会社の力になります。

そして、お客の立場になった場合も、働いている方に感謝出来ると良いですね。
「情けは人の為ならず」
感謝もまたそうだと私は思っていますから。

社員や従業員にしっかりと心が配れているか、それが伝わっているか・・・。
そう思われましたら、是非、ご相談ください。