都知事の公私混同の問題が騒がれ、結局辞職となりました。
そして参院選も控えて、いろいろな所で議論や討論が行われています。
こうした日本の議論や討論、議会の様子やそれに対する世の中の意見の出方を見るにつけ、
私を含め、正しく議論をするという事は本当に難しいんだなといつも思います。
そして参院選も控えて、いろいろな所で議論や討論が行われています。
こうした日本の議論や討論、議会の様子やそれに対する世の中の意見の出方を見るにつけ、
私を含め、正しく議論をするという事は本当に難しいんだなといつも思います。
皆さんは健全な議論、話し合いとはどんなものだと思いますか?
大半の人がそんな事を考えた事もないと思います。
当たり前のように出来ている、出来た気になっているのではないでしょうか。
でもどうも上手くいかない。会社の会議やプライベートでの話し合いが
言い争いになってしまったり、意見が出なかったり、まとまらない。
当たり前のように出来ている、出来た気になっているのではないでしょうか。
でもどうも上手くいかない。会社の会議やプライベートでの話し合いが
言い争いになってしまったり、意見が出なかったり、まとまらない。
考えてみれば当然です。私達は義務教育の中で議論の仕方を学んでませんし、
日本では大学でもあまり討論などの訓練はされていません。
最近は一部でスピーチやディベートなどが注目されていますが、
まだまだ一般的とは言えませんし、通常の会議や打合せ、話し合いとは異なります。
では通常の会議や打ち合わせはどうすれば良いのでしょう?
日本では大学でもあまり討論などの訓練はされていません。
最近は一部でスピーチやディベートなどが注目されていますが、
まだまだ一般的とは言えませんし、通常の会議や打合せ、話し合いとは異なります。
では通常の会議や打ち合わせはどうすれば良いのでしょう?
テクニックや手法は、いろいろな本でも紹介されたりしていると思いますが、
私が根本的に大切だと思うのは、話し合う人達が話す目的をしっかりと理解していること、
それと話し合うメンバーは決して敵ではないということです。
当たり前だと思われるでしょうが、意外とこれが出来ていないものなんです。
ちょっと考えてみてください。
普段の会話でも「あれ? 何話していたっけ?」という事はありませんか?
それと同じです。普段の会話以上になんのために話し合っているのか、
そのゴールはどこか、もしくは目指す方向がどの方向なのかを皆で共有することです。
そうすることで、話し合いをしているのは皆、
同じゴールを目指す仲間だと気づくことが大切なのです。
それは異なる意見やアイデア、立場でも同じです。
ビジネスでは自分の利益を求めているだけと思いがちですが、
単にものを売る場合でも、満足してもらう買ってもらうということは、
お金と物の交換、移動という作業をお互いが納得できるベストな形で行うという作業です。
お客様もそれを手に入れての益があり、その対価を得ているのですから、
よく言われるウィンウィンの関係なのです。
「ちゃんとした」と言うと抽象的ですが、それはビジネスの基本です。
それが企業同士、会社同士、まして同じ会社の中ならなおの事です。
それぞれが自分の思う会社の利益を考えての意見なのですから、
異論も反論も全てはゴールに至る過程の切磋琢磨です。
そうした言葉や意見は互いに相手個人に向けたものではありませんし、
そうであってはいけないのです。
そうした事を踏まえ話し合うと、互いを傷つけ合うような不毛な話し合いにならなくてすみます。
より良いものを生み出す協力。より良いアイデア、考えを見出すのはモノ作りと同じなのです。
そう思えば、今、まさに話し合い白熱した議論を交わしている相手をやり込めるのが自分の、
そして話し合いの目的ではないと分かるはずです。
こうした事を心がけてみてください。
あなたの話し合いがより良い時間を生み出すことを願っています。
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