今回は何を書こうかと考えていたら、
TV番組のニュースでお笑いタレントのカズレーザーさんの記事が目にとまりました。
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学生さんの「真面目に頑張っているにもかかわらず、
顔つきや服装でチャラいと判断される場合が多い」という中学生のときからの悩みに対し、
見た目はニオイや音より伝わる情報量が多いため、
生物は視覚で物を判断するよう、これまで進化を遂げてきている、と説き、
「外見が近いものは自分と近いもの、外見が違うものは自分と異なるもの」と、
瞬時に判断する習性は本能的なものだと言ったそうです。
そのため「派手な格好をする理由を向こうは推測する」といい、
「チャラい」と言われてしまうのは「ごくごく自然なこと」だと説明し、
さらに、自身が選ぶ服装には確固とした理由がある以上、
その外見には内面など全てが現れている、と指摘。
「真面目に思われたいんだったら、真面目に思われる格好をするべきじゃない?」と
アドバイスしていたようです。
※以上は記事からの引用となります。
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こうした話しは就職活動の度に繰り返され、
大半がカズレーサーさんのような意見になるかと思います。
私もやはりそう思いますね。
私自身、若い頃、そう思っていたので学生の気持ちは分かります。
デザイナーでしたから、それこそ服装も個性の主張と思っていました。
ですが、年を経てというか社会経験を積んで見えてくるモノもありましたが、
そんな、ただ年寄りが説教するような事だけで無く、
デザイナーとして、更に今はコンサルタントとしての考えとして、
いわゆるセルフプロデュースという事から考えても見た目は大切です。
まず面接というのは、自分がその会社に入りたい、
その会社で働きたいからこそ受けるものです。
私が昔、ある人に言われた事ですが、
「(面接は)あなたが会社を選ぶためにしているんじゃないの、
会社にあなたを見て、知って、選んでもらうために行っているの」
まさにその通りなんです。
自身の個性を全て殺せとはいいません。
また本人には変えようのない部分で差別や合否を決めるのは酷いと思います。
ですが、意識して変えている部分については、当然本人の意思と判断されます。
会社で働くというのは、外からは一人一人がその会社を表す事になります。
そこには所謂、世間の常識というフィルターがかかり、
一人のイメージが会社のイメージとなるのです。
医者には白衣、とび職なら作業服、
医者が黒い服やトリコロールカラーの服装ではどうでしょう?
とび職でスーツ姿で現場にいたらどうでしょう?
もちろん絶対にダメとは言えませんが、
やはり人に与えるイメージというのはありますし、
それぞれの職業の服装には意味があります。
デザインのブランド構築のような仕事は、まさにそうした意識を利用して
クライアントが見られたいイメージを作り上げるのですから。
それに乗っ取っていない服装をするなら、そのリスクをカバーし、
それ以上にアピール出来るものが必要です。
ですが、ヘッドハンティングされているわけではないので、
基本は、入りたい会社に則った服装が好ましいですし、
その前に、個性とは別に、仕事としてそこで働こうというのですから、
リサーチした上で、それに協力的な人が良いと思うのは当然でしょう。
面接はアピールの場です。
そこは自分の個性的な嗜好をアピールする場では無く、
自分の能力を売り込む場なんです。
どうすればその会社に貢献出来る人間と見てもらえるか、
会社が似つかわしくないと思える服装でそこに来るというのは、
個性のアピールではなく、セルフプロデュース力の無い人間と
思われても仕方の無い事なんです。
それと、もう一つ。
会社側も人間です。「見た目で人を判断するのか!」と言うより、
私も含め、ほんの数回、最初なら初めての出会いで中身まで理解できるなんて
能力を持った人がどれだけいるでしょう?
相手にわかりやすく自分や物事を伝え、知ってもらう。
これもコミュニケーション力の一つです。
以上を踏まえ、会社の面接や人との出会いを考えてみてください。
TV番組のニュースでお笑いタレントのカズレーザーさんの記事が目にとまりました。
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学生さんの「真面目に頑張っているにもかかわらず、
顔つきや服装でチャラいと判断される場合が多い」という中学生のときからの悩みに対し、
見た目はニオイや音より伝わる情報量が多いため、
生物は視覚で物を判断するよう、これまで進化を遂げてきている、と説き、
「外見が近いものは自分と近いもの、外見が違うものは自分と異なるもの」と、
瞬時に判断する習性は本能的なものだと言ったそうです。
そのため「派手な格好をする理由を向こうは推測する」といい、
「チャラい」と言われてしまうのは「ごくごく自然なこと」だと説明し、
さらに、自身が選ぶ服装には確固とした理由がある以上、
その外見には内面など全てが現れている、と指摘。
「真面目に思われたいんだったら、真面目に思われる格好をするべきじゃない?」と
アドバイスしていたようです。
※以上は記事からの引用となります。
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こうした話しは就職活動の度に繰り返され、
大半がカズレーサーさんのような意見になるかと思います。
私もやはりそう思いますね。
私自身、若い頃、そう思っていたので学生の気持ちは分かります。
デザイナーでしたから、それこそ服装も個性の主張と思っていました。
ですが、年を経てというか社会経験を積んで見えてくるモノもありましたが、
そんな、ただ年寄りが説教するような事だけで無く、
デザイナーとして、更に今はコンサルタントとしての考えとして、
いわゆるセルフプロデュースという事から考えても見た目は大切です。
まず面接というのは、自分がその会社に入りたい、
その会社で働きたいからこそ受けるものです。
私が昔、ある人に言われた事ですが、
「(面接は)あなたが会社を選ぶためにしているんじゃないの、
会社にあなたを見て、知って、選んでもらうために行っているの」
まさにその通りなんです。
自身の個性を全て殺せとはいいません。
また本人には変えようのない部分で差別や合否を決めるのは酷いと思います。
ですが、意識して変えている部分については、当然本人の意思と判断されます。
会社で働くというのは、外からは一人一人がその会社を表す事になります。
そこには所謂、世間の常識というフィルターがかかり、
一人のイメージが会社のイメージとなるのです。
医者には白衣、とび職なら作業服、
医者が黒い服やトリコロールカラーの服装ではどうでしょう?
とび職でスーツ姿で現場にいたらどうでしょう?
もちろん絶対にダメとは言えませんが、
やはり人に与えるイメージというのはありますし、
それぞれの職業の服装には意味があります。
デザインのブランド構築のような仕事は、まさにそうした意識を利用して
クライアントが見られたいイメージを作り上げるのですから。
それに乗っ取っていない服装をするなら、そのリスクをカバーし、
それ以上にアピール出来るものが必要です。
ですが、ヘッドハンティングされているわけではないので、
基本は、入りたい会社に則った服装が好ましいですし、
その前に、個性とは別に、仕事としてそこで働こうというのですから、
リサーチした上で、それに協力的な人が良いと思うのは当然でしょう。
面接はアピールの場です。
そこは自分の個性的な嗜好をアピールする場では無く、
自分の能力を売り込む場なんです。
どうすればその会社に貢献出来る人間と見てもらえるか、
会社が似つかわしくないと思える服装でそこに来るというのは、
個性のアピールではなく、セルフプロデュース力の無い人間と
思われても仕方の無い事なんです。
それと、もう一つ。
会社側も人間です。「見た目で人を判断するのか!」と言うより、
私も含め、ほんの数回、最初なら初めての出会いで中身まで理解できるなんて
能力を持った人がどれだけいるでしょう?
相手にわかりやすく自分や物事を伝え、知ってもらう。
これもコミュニケーション力の一つです。
以上を踏まえ、会社の面接や人との出会いを考えてみてください。
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