前回6月直前と書いていたら、
今はもう6月も既に半ば、梅雨に入り紫陽花が瑞々しく咲いております。
本当に毎日が早く過ぎていきます。

早いところは、そろそろボーナスの話しも出ているのではないでしょうか?
政府は景気がよくなったとは言っていますが、ボーナスとしてはどうなのでしょう。
そのボーナスのニュースで聞こえてきたのが、
働き方改革によって残業代が減った分をボーナスで還元しようというものです。
残業代をボーナスで支払うのは合法、違法といろいろと問題になるところですが、
これは言わば、効率の良い働き方で残業が減り、残業代を含む残業に関わる経費が減り、
更には会社としての業績は維持もしくはUPしている事で、
ボーナス額をUPしましょうということのようです。

基本的に残業代とボーナスは全くの別物ですから、
一元的にとらえ、コチラをアチラという感覚には賛同できませんが、
現状を考えると現実的対応としてありだと思います。

こうした段階を経て、実務と効率、能力に対する評価の在り方を
多くの人に感じていただけたらと思います。
と言うのは、今回、多くのところで働き方改革という言葉が一人歩きし
ただ時短、時間だけを考えれば良いように捉えられているようです。
残業の出来る出来ないや残業が無ければ残業代が無くなり生活できないとか
時短ではクライアントからの仕事をやりきれないと考える方が多いのですが、
私は、今回の働き方改革は単に時間、時短を考えるのでは無く、
効率の良い働き方を考える事こそが課題だと思っています。
そう、残業できないから仕事が終わらない、残業できないから給料の実質が減る
そうでは無く、早く仕事を終わらせる、効率を考え集中した業務にする事で
だらだらとした残業代よりも能力給や達成度に応じた報酬を受け取る

そんな前向きな働き方改革が求められているのです。
言葉で漠然と言えるほど簡単ではありませんし、此処の会社で事情も異なるでしょう。
でも、単純に残業禁止ではなく、効率を考える事で残業が無くなる。
そんな働き方改革をしっかりと考えていただきたいと思います。

もちろん、自社の中だけでお悩みの場合は、気軽にご相談ください。