もう暫く経ってしまいましたが、
10月を目処に最低賃金の引き上げのニュースが7月末頃に流れました。
東京や神奈川は、 いよいよ1000円を超えるようです。
消費税も10月から上がるのですから、
8月も末となり時期も迫る中、経営者の皆さんは悩みがつきない感じです。
それでなくとも多くの所が人手不足で困っているのですから。
それにしても実際、それが決定であれば、
それに対処するしかないわけですから、いくら文句を言ってもどうしようもありません。
こうした事は、まずは現実として受け入れ、
その対処を考える方に頭を使うことをお勧めします。
先に対処することで、逆に人手不足に対応する事が出来るかもしれませんから。
さて、その際の考え方ですが、
多くの場合、まず人件費がどれだけ上がるのかを考え、
その分を取り戻すために、今より短い時間で現状の仕事をさせようとしたり、
人手不足と言っていたのに、人の募集を辞めてしまうのではないでしょうか?
それでは、悪循環に陥ってしまいます。
私が進めるのは、まず最初に
時間は減らさないと言うことを自分の中で決めて下さい。
と言うのは、最低賃金が上がることはニュースなどで流れ、
働いている方々も、知ることになるのですから、
当然、これまでと同じ時間働く事で、
時給が上がり、給料が上がると考えています。
そんな中で、単純に時間を減らし、
でも同じだけの仕事を求めるような事をすれば、
モチベーションが下がるどころか、反発され、辞めてしまうかもしれません。
なので、できるだけ時間は減らさない方向で考え、
決心できるなら、従業員にそれを伝えて良いと思います。
その上で、それでも現状で全体の人件費が上がる、
つまり経費が上がるのは当然で、そうすると利益に響く事を伝え、
効率を上げる必要があることを共有しましょう。
そして、現場で作業や業務を進める上での働き方改革に繋げましょう。
とても難しい事だと思いますが、こうした機会だからこそ、
従業員に寄り添うチャンスですし、所謂「カイゼン」のチャンスなのです。
単純に言えば、上がった人件費を時間を減らし、変わらなくするのではなく、
皆で稼いで乗り切ろうと言うことです。
そして、その前から人を募集していたなら、
もとが人手不足なのですから、上がったからと雇わないのは
本末転倒、無理がありますから、しっかりと人を雇い、
それも前述の利益を上げるに則って、経費が上がるのだから、
皆で稼ごうという方向に持って行くのがベストだと私は思います。
最初に言ったように、
賃金引き上げは、どうしようもない決定です。
なら、出来ればマイナスに考えるより、
プラスに利用して自分も従業員も気持ちを上げていきましょう。
何度も言いますが、大変難しい事は分かっています。
でも、日本の大抵の職場には、
まだまだ効率化の余地がある事が多いと私は思っています。
全てが効率的で良いとは思いませんが、
緩急を見極めることは必要だと思います。
今回の流れをその機会にしてください。
私自身、そうした事をしっかりと考えていきたいと思います。
10月を目処に最低賃金の引き上げのニュースが7月末頃に流れました。
東京や神奈川は、 いよいよ1000円を超えるようです。
消費税も10月から上がるのですから、
8月も末となり時期も迫る中、経営者の皆さんは悩みがつきない感じです。
それでなくとも多くの所が人手不足で困っているのですから。
それにしても実際、それが決定であれば、
それに対処するしかないわけですから、いくら文句を言ってもどうしようもありません。
こうした事は、まずは現実として受け入れ、
その対処を考える方に頭を使うことをお勧めします。
先に対処することで、逆に人手不足に対応する事が出来るかもしれませんから。
さて、その際の考え方ですが、
多くの場合、まず人件費がどれだけ上がるのかを考え、
その分を取り戻すために、今より短い時間で現状の仕事をさせようとしたり、
人手不足と言っていたのに、人の募集を辞めてしまうのではないでしょうか?
それでは、悪循環に陥ってしまいます。
私が進めるのは、まず最初に
時間は減らさないと言うことを自分の中で決めて下さい。
と言うのは、最低賃金が上がることはニュースなどで流れ、
働いている方々も、知ることになるのですから、
当然、これまでと同じ時間働く事で、
時給が上がり、給料が上がると考えています。
そんな中で、単純に時間を減らし、
でも同じだけの仕事を求めるような事をすれば、
モチベーションが下がるどころか、反発され、辞めてしまうかもしれません。
なので、できるだけ時間は減らさない方向で考え、
決心できるなら、従業員にそれを伝えて良いと思います。
その上で、それでも現状で全体の人件費が上がる、
つまり経費が上がるのは当然で、そうすると利益に響く事を伝え、
効率を上げる必要があることを共有しましょう。
そして、現場で作業や業務を進める上での働き方改革に繋げましょう。
とても難しい事だと思いますが、こうした機会だからこそ、
従業員に寄り添うチャンスですし、所謂「カイゼン」のチャンスなのです。
単純に言えば、上がった人件費を時間を減らし、変わらなくするのではなく、
皆で稼いで乗り切ろうと言うことです。
そして、その前から人を募集していたなら、
もとが人手不足なのですから、上がったからと雇わないのは
本末転倒、無理がありますから、しっかりと人を雇い、
それも前述の利益を上げるに則って、経費が上がるのだから、
皆で稼ごうという方向に持って行くのがベストだと私は思います。
最初に言ったように、
賃金引き上げは、どうしようもない決定です。
なら、出来ればマイナスに考えるより、
プラスに利用して自分も従業員も気持ちを上げていきましょう。
何度も言いますが、大変難しい事は分かっています。
でも、日本の大抵の職場には、
まだまだ効率化の余地がある事が多いと私は思っています。
全てが効率的で良いとは思いませんが、
緩急を見極めることは必要だと思います。
今回の流れをその機会にしてください。
私自身、そうした事をしっかりと考えていきたいと思います。
コメント