以前、少しだけマルチタスクとシングルタスクについて書いたかと思いますが、
その後、マルチタスクについていろいろな研究?話しがなされ、
今は、どちらかと言えばマルチタスクは、
集中できていない、あまり効率的ではないと考えられているようです。
それは、分かる気がします。

マルチタスクと言うと、同時にいくつもの仕事をこなすイメージですが、
実は同時では無く、大半は切り替え作業だということが明らかになり、
そうなると、いちいち切り替えるのは作業の手間も、
意識を切り替える負担も増えているという事だそうです。
それなら一つにじっくり集中し、区切りを付けてジョブを変えていった方が
結局は効率も良く、負担も少ないということのようです。

私は今もマルチタスク派ですが、それは分かります。
以前、書いた時も少し話していますが、
私のマルチタスクは、まさにスイッチの切り替えです。
いくつもの作業を並行で用意しておいて、
気分で切り替え仕事を進めています。
ただ、それが分かっているので出来るだけスムーズに切り替えられるよう
心がけています。
気持ちはもちろんですが、道具や環境も自分なりに調整しています。

例えば、私はノートを使用しているアナログ派ですが、
バインダーノートでジョブによってインデックスを活用し、
一冊で幾つかの仕事を兼ねています。
これについては、タブレット等より、実際にモノとして、
ページを切り替えるのがより気持ちが切り替わる部分もあり、そうしています。
もちろん資料を含めそれぞれに必要なモノはセットで用意し、
ボックスやファイルを変える事で、ある意味ステージが変わるような感じにしています。
また、当然、ジョブはリストアップし、それぞれのやるべき事と
段取りは頭でさらっています。
そういった事をすることでスムーズに仕事から仕事をスムーズに切り替えています。

それでも、実は知らずに負担がかかっていると言われていますし、
一つづつじっくり取り組む方が効率も良いという事のようです。
ただ、やはり個人差はあると思います。
そう、私の場合、それが分かっていても、一つの事に長くは集中出来ないんです。
そうなると、飽きてだれる前に別の仕事をする。
それを自分の中で切り替え、回した方がやる気が出るんです。

結論として、やはりこうした事は個人差があるので、
自分や、人それぞれのタイプを見極めるのが大切です。

より良いパフォーマンスの為に、まずは自分を知りましょう。